職員インタビューINTERVIEW

技術員(土木)

軌道事務所石原 聖平

Syouhei Ishihara

H24.4 入局

石原 聖平の写真、仕事内容・魅力
仕事内容・魅力

地下鉄を支える

私が所属している軌道事務所の仕事内容は、地下鉄のレールの保守点検をはじめ、トンネル構造物全体やそれに付随する施設の点検です。

出勤日の1日の流れは、昼間にトンネル構造物やレールの安全確認をする為に、運行している線路の中に入り巡視することや、夜勤時に必要な道具の準備などを行います。夜勤の業務内容は事前に計画した内容に基づいて実施されますが、当日の昼間に巡視で発見した不良箇所をその日の夜勤で直すこともあります。

仕事の魅力は、名古屋市営地下鉄を支えているというやりがいがあることと、育児休業や育児参加の職務免除制度といった、共働きで核家族が多い現代社会にあった福利厚生が充実していることです。

石原 聖平の写真、夢・目標
この仕事を選んだ理由

多くの人が利用する地下鉄に携わりたい

私は、専攻していた土木の知識を活かせる仕事に就きたいと考えていました。そんな時に、交通局のインターンシップへ行った友人から、マクラギ交換やレールの切断といった線路の保守業務について聞き、興味を持ちました。また、名古屋市は地方都市であり、中でも市営地下鉄は東山線を始め数多くの人々が利用する交通手段の大動脈であることから、仕事を通してやりがいを感じることができると思い選びました。

実際に仕事に就くと、土木知識はあるものの、線路保守という初めて経験する作業に戸惑うことが多くありました。しかし、新人の業務習得のため、3年間の人財育成プログラムがあり、業務内容の基礎から応用まで丁寧に研修を受け、数多くある業務内容を理解できるようになりました。また、電車が時間通り安全に運行できるよう、業務は基本的に2人以上で実施するため、分からないことはすぐに先輩職員に聞くことができ、その都度指導してもらえるので、安心して仕事に取り組むことができます。

「保線業務」という聞き馴染みのない仕事が自分にできる仕事なのか、と考える方がいらっしゃるかと思いますが、未経験の方でも業務を習得する体制がしっかり整っているので、安心して応募していただきたいです。

石原 聖平の写真、仕事と私生活の両立(ワークライフバランス)
仕事と私生活の両立
(ワークライフバランス)

充実した日々を過ごせる

私も子どもが生まれてすぐ1ヶ月間の育児休業を取得し、子どもが体調不良で病院に連れて行かなくてはならない時には、育児参加の職務免除制度を利用しました。生まれた時から子育てに参加できたこともあり、パパ見知りせず子どもが笑顔で遊んでくれるので、育児休業を取得してよかったです。

夜勤勤務の日は仮眠時間を含み24時間勤務であり、線路の補修など肉体労働も多い為、体力を消耗するという大変さはあります。しかし、夜勤明けは1日自由に過ごせるので、週2日の休日と別に時間が取れ、その分家族と一緒に過ごす時間が沢山できるので、仕事もプライベートも充実した日々を過ごしています。

遊びたい若い人にも、家族との時間を大切にしたい人にもお勧めできる職場だと思います。

夢・目標

後輩職員のお手本になりたい

後輩職員のお手本になること、また、発信ができる先輩職員になっていきたいです。

私は19歳で入局したため、仕事への姿勢や取り組み方など分からないことが多く不安でした。社会人経験もバイトはしたことがありましたが、社会人としてのマナーやルールについて分からないことばかりでした。先輩職員は、分からないことを一つ一つ、優しく丁寧に指導してくださり、また時には厳しく教えてくださいました。私も先輩職員を見習って後輩職員のお手本になりたいと考えています。

また、交通局では仕事内容の改善などを職員から提案、改善していくことを積極的に行っています。その一環として、私が所属する技術部門には技術職場改善コンクールがあります。私は二度提案を行い、業務改善の内容を採用していただきました。

これからもより良い職場になるように積極的に提案を行っていきたいと考えています。

SCHEDULE一日の仕事の流れ

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